《1045》 信託という自己決定も選択肢 [未分類]

抗がん剤がいいとか悪いとか、言っているわけではありません。
がんが治ることはありませんが、延命効果はあります。
また、稀に著効するひとがいるのも事実です。

医学という科学の進歩を、利用するのもしないのも自由です。
現代でも、携帯電話やパソコンを使わない人もいますし、
新幹線や飛行機で無く、夜行電車で移動する人もいます。

抗がん剤は、止めどきが一番難しいと思います。
始めることは簡単ですが、引き際が一番、問題。
そこを真剣に考える医者は、少ないように思います。

しかし、医者任せではいけません。
相談のうえ自己決定してください。
それをしないとズルズル行きます。

自己決定できない、あるいはしたくないという人がいます。
ならば家族や代理人に、しっかり「信託」をしてください。
「信託」という「自己決定」も、日本にはあるのでしょう。

自己決定できない、しない、したくない人が沢山います。
我が国はそのような文化なのでしょうか?
くれぐれも、後で後悔はしないでくださいね。

【PS】
インフルエンザが、まだまだ流行っています。
ピークは越えたとはいえまだまだ注意が必要。
B型が、毎日、出ています。

2月もはや、大詰めですね。
早いです。
あっという間に今月も終わりです。

今日は、尼崎市の企業経営者や衛生担当者を
対象に「ノロウイルス」の講演会をしています。
いつもの平穏死ではなく、ウイルスの講演です。