《1064》 家族の声がすべてである [未分類]

昨日は、当院で在宅看取りをした家族が集う
「やよい会」でした。全員に呼びかけたところ
20余名の方が集まっていただきました。
黙祷と私の挨拶のあと、主役はご家族の声でした。

3組に分かれてグループワークを行いました。
昨年もそうでしたがいろんな声がありました。
いくら平穏死であっても、悲嘆は残ります。

大切な人が亡くなった想いは年月を経ても
ほとんど変わらない。満足、納得していても、
故人への想いは少し別のところにある。
私が気がついていない意見が沢山聞かれました。

心のモヤモヤをしっかり吐きだして頂きました。
我々スタッフも癒される時間でした。
みんなで涙を流すことで、また元気になれました。

家族の声がすべてである、といつも思います。
本当は本人ですが、あの世に行ってしまい聞けません。
残された家族の声に耳を傾けることで我々は、成長できます

夜は、松山市で2日連続の看取りの講演の1日目でした。
今月は、松山に4日もいることになります。
その様子はまた明日、御報告します。