《1078》 今年度最後の日、学会で講演、座長もします [未分類]

松山で開催されている第15回日本在宅医学会に
スタッフ達と来ています。
今回は、種々の仕事のスケジュールで一杯です。

昨日は、メイン会場で
「平穏死・10の条件」の講演をしました。
なんと1000人以上の方に、聞いて頂きました。

今日は朝8時から打ち合わせのあとは、3時間、
終末期医療のシンポジウムの司会をしています。
これは、各医学会の合同シンポジウムです。

日本老年医学会、日本緩和医療学会、日本在宅医学会が
それぞれの立場から、終末期への取り組みをお話します。
みんなで議論したあと、大会長が松山宣言を出されます。

午後は、「施設の看取り」というシンポジウムの座長です。
これは今後の日本にとって、とっても重要なテーマです。
施設で看取らなければ、多死社会は乗り越えられません。

午前も午後も、どんなシンポジウムになるのか心配です。
しかし持てる力をフルに発揮できたら、と思います。
なにせまだ、「在宅元年」ですから。

忙しすぎて、松山を堪能する時間が無いのが悩みです。
花見に来ているひとびとを横目に、打ちあわせです。
それでも、松山に来れただけ幸せです。

留守番のスタッフ達がクリニックを守ってくれています。
彼らに感謝しながら、松山を少しでも楽しむつもりです。
今日で今年度が終わりかと思うと、なんだか切ないです。