《0011》 メタボと睡眠時無呼吸症候群 [未分類]

暖かくなった午後は、ついつい居眠りしそうになりますね。

しかし、一日中異常に眠いという方は、「病気」かもしれません。
いびきが止まる方は、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の可能性があります。

指先に酸素を測る機械を着けて寝れば、簡単に診断ができます。
耳鼻科や内科で診てくれる所が多いようです。
無呼吸指数(1時間に無呼吸が何回あるか)で、治療法が異なります。

中等度は、歯医者さんでマウスピースを作ります。
重症者は、寝る時にC_PAPという機械を着けて寝れば、翌朝、起きた時、気分爽快となります。

C_PAPのレンタル料を含めた医療費は、 月に約5000円(3割負担の場合)。

必ず月1回の受診が必要です。当院でも約10人の患者さんがC_PAPのお世話になっています。

SASはメタボと深い関係にあります。
SASを治せば、メタボが改善します。血圧も血糖も、そして仕事の効率も。

「メタボを診たら、SASも疑え」と言われる割には、まだまだ意外と知られていません。