《1112》 「母の言霊」に描かれた愛 [未分類]

今週、FM尼崎というラジオの収録がありました。
「8時だヨ!神さま仏さま」という人気番組です。
放送は5月15日(水)の20時からだそうです。

最近はインターネット日本中、いや世界中で
ラジオがネットで聴ける時代なのですね。
知りませんでした。

お喋りは、神父さん、お坊さん、そして宮司さんと私。
なんという組み合わせでしょうか。
楽しいトークが乱れ飛び、あっという間の本番でした。

収録が無事終わり、スタッフの一人から本を頂きました。
「あなたが生まれた日」
という本です。

番組制作スタッフの一人である、初対面の谷口雅美さんは、
この本の中に「母の言霊」という短編小説を書かれている。
さっそく、その章から読ませていただきました。

私と正反対の、おひとよしの男性の日常が描かれています。
小さい時から、いつも損ばかりしています。
しかし肝心な時には、母親がそれをカバーして回ってきた。

典型的な「親バカ」なのかもしれません。
しかし「親バカ」と「親子愛」は紙一重だなとも思いました。
良性の親バカと、悪性の親バカがあるのかなとも思いました。

タイトルと同じように、母の愛がしっかり描かれていました。
母と子の関係は、何年経とうがまったく変わらないものです。
たとえ一方が亡くなろうが、その関係性は永遠です。

わずか600円で心が温まる。
本という世界は素晴らしいな。