《1113》 認知症ケア本に感じる「愛」 [未分類]

三好春樹さん、という方をご存知でしょうか?

まさか介護の世界でこの人を知らないという人は、
はっきり言って、モグリだと思います。
逆に医療者で彼を知っていれば、一目置いてください。(笑)

私は数年前から「かいご学会」で毎年、三好さんに会います。
それ以外に、いろんなとことろで、三好さんと酒を飲みます。
三好さんをひとことで紹介するなら「介護界の革命者」かな。

私は三好さんに出会うまで介護のことなど何も知らなかった。
今も何も知りませんが、普通のお医者さんよりは知っている。
三好さんは、私の先生です。

なんの先生か?
認知症ケアの先生、です。

先日、尼崎で三好さんに講演頂いきました。
その時、大量に買い込んだ「三好本」を、
この連休に少しずつ読んでいます。

読みすすみながら、三好さんは哲学者でもあると確信いたします。
三好さん主宰の「ブリコラージュ」という雑誌も定期購読中です。
三好ワールドを研究するだけでも、学問になるのではと思います。

さて、そのなかでも一般の方にお勧めの一冊を紹介します。
「完全図解 新しい認知症ケア 介護編」です。

お勧めする理由を3つ挙げてみましょう。

  1.  図が極めて多く、実に分かり易い。
  2.  こんな大きく厚い本が3000円なんて、安い!!
  3.  そして何より、根底に「愛」が溢れている。

私は三好さんの思想にいつも共鳴します。
強い影響を受けています。

三好さんは、近年、インドにハマっておられます。
いつかご一緒させて頂くのが、目下の私の夢です。