《1133》 北海道で講演三昧 [未分類]

昨日は、北海道看護協会さんのお招きで札幌で
平穏死のお話をさせていただきました。
北海道中から看護師さんが集まられていました。

何度も来ている北海道ですが、朝晩は寒いです。
昨日は、7度まで気温が下がり、大阪の30度
は困るが、寒いのも困るななんて思いました。

ところで北海道に空港はいくつあるかご存知ですか?

  (1)  5カ所
  (2)  7カ所
  (3) 10カ所。

正解は、(3)の「10カ所」でした。

北海道中から集まられた看護師さんに、この質問を
してみたら、やはり全員正解だったので驚きました。
まあ、北海道はそれくらい広いということですね。

昨日は、大学病院の専門看護師さんと交流しましたが、
今日は道内の様々な医療機関で働く看護師さんととのご縁。
北海道には准看護師会というものもあり、驚きました。

夕方から、新ひだか町に移動しました。
高速バスで2時間半。
雄大な太平洋を眺めながらいろんなことを考えていました。

夜は新ひだか町の公民館で、平穏死の講演をしました。
100人位の介護・医療職、市民、行政、議会が集いました。
新ひだか町は人口2万5千人のちょうどいい大きさの町です。

必要なものはすべて揃っています。
空気も水も景色もすべて綺麗な最高の町です。
実は地域包括ケアが日本で最も進んでいる町だと思います。

2次会は、午前1時まで続きました。
グループホーム関係者と、認知症ケアについて熱く議論しました。
新ひだか町のグループホームは、日本一ではないかと思いました。

そんな気がするくらい優秀なスタッフが揃っていました。
またトップが凄いと、街全体が栄えます。
新ひだか町は、施設や在宅での看取りが盛んな地区でもあります。

そんな町が、襟裳岬にほど近いところにあることが不思議でした。
新ひだかに生まれて、育ち、働いている人達と情報交換しました。

あと、ちょっと気になる話を書いておきます。

北海道は女性の喫煙率と離婚率が全国ワーストワンであるとのこと。
なんとなく意外な気がしました。
こんな空気が綺麗な町に生まれ、上手い魚を食べて送る人生なのに。

あと、ここでも、生活保護が増加しているそうです。
そのような話題は、午前零時を回らないと出てきません。
それも意外ですが、尼崎との共通点も結構あると感じました。

新ひだか町一の店で、ウニ丼を食べたが、無茶苦茶、旨かった。
なにせ、店の名前が、なんと「あま屋」でした。
尼崎から来て、「あま屋」で食べる不思議。

地元の方々と深夜の町を散歩しました。
空気が澄んでいるので、満月が格別でした。
また来たい、と思いました。