《1142》 流木バイオリンの音色 [未分類]

昨日は、日本死の臨床研究会関東甲信越支部大会が
山梨県甲府市で開催され、特別講演に呼ばれました。
前夜祭から甲府に入り美味しい空気を吸ってきました。

 

このバイオリンの芯は、あの奇跡の一本松の一部です。
オープニングは「千の音色でつなぐ絆」プロジェクト
陸前高田の流木から造られたバイオリンを
地元甲府の高校生がピアノとともに演奏しました。

そんなバイオリンの音色が会場に響きわたりました。
朝一番から、みんな感動の涙でした。

私は講演の直前だったので、鼻声になってしまいました。
午後の講演は日本のホスピスの創始者である柏木哲夫先生
柏木先生は、「生きること、寄り添うこと」で講演。

寄り添うとは、横から支えること。
そしてスピリチュアルケアとは、寄り添うことだと、
いつものようにユーモアたっぷりに講演されました。

甲府には新宿から1時間半。
実にいろんな人たちが来られて友達になりました。
いい出会いが沢山あり、とても楽しい1日でした。

バイオリンの音を聞きながら、これから被災地に
何ができるのかな、と考えていました。
寄り添うということを自分なりに考え直しました。

この流木で造られたバイオリンを触らせて頂きました。
日本中のバイオリニストが、この楽器を奏でて支援を
続けるのは、素晴らしいプロジェクトだと思いました。