《1147》 「巻子の言霊」の松尾幸雄さん [未分類]

明日6月9日(日)は、東京で「巻子の言霊」のモデル
になった松尾巻子さんの夫の松尾幸郎さんが講演します。
このブログで何度か紹介しましたが、覚えていますか?

「巻子の言霊」は、テレビドラマとして何度も放映された。
松尾幸郎さんは、俳優の夏八木勲さんが演じられました。
彼の遺作のひとつになってしまいましたが。

松尾巻子さんは、ある日突然、交通事故で全身麻痺に。
それ以来、寝たきりでまばたきでしか意思表示でない
意思伝達装置の「レッツ・チャット」も明日登場する予定です。

交通事故の被害者の立場が日本ではいかに弱いか、
そして全身麻痺になった巻子さんがまばたきで紡ぐ
言葉に、家族はどのように向き合っているかのお話。

リビングウイルについても、いろんなお話をされます。
日米での違いについてもかなり踏み込んだ話をします。
私は、松尾幸郎さんを尊敬しています。

リビングウイルは、「生前の遺言書」や「生前の意思表示」と
訳してきましたが、明日は、「いのちの遺書」と言われるかも。
富山県在住の幸郎さんの話を、東京で聞ける貴重な機会です。

第2部では、近著「新・私が決める尊厳死―不治かつ末期の
具体的提案」の執筆者による記念講演があります。
私が司会をして、ディスカッションもします。

この会は、参加料無料。
終了後の懇親会は、参加費1000円。
どなたでも気軽に参加できますので是非遊びに来てください。

明日の、記念すべき第1回日本リビングウイル研究会。

http://www.songenshi-kyokai.com/

終末期医療における自己決定の在り方について研究する会。
これからの日本の終末期医療がこの研究会から変わります。

今日は、その準備のため上京しています。
当面、あっちへ行ったりこっちへ行ったり、
落ち着きのない生活を送っています。