《1153》 薬剤師さんを上手に使う [未分類]

院外処方になると、お薬代が高くなります。
常に、院内処方より高くなります。
考えてみれば、当然です。

院内だと、医師の監督下で事務員も薬を出せます。
しかし院外だと、薬剤師さんしか調剤できません。
結果、調剤に関わるコストが全然、違ってきます。

薬剤師さんが調剤していないと怖い、という人もいます。
一方、なんでもいいから安い方がいい、といわれる人も。
プロフェッショナルが関わるほど、高くなるのは世の常。

薬剤師さんは、お薬のプロです。
薬剤師さんが関わることで、実は医師も助かります。
プロのチェックが入ることで、間違いが減るのです。

飲み合わせをチェックしてくれます。
投与量が間違っていたら教えてくれます。
粉薬にするなど、患者さんにあった剤型に変えてくれます。

患者さん側からすれば、せっかく院外処方を利用するなら
薬剤師さんにいろいろ教えてもらうといいでしょう。
お医者さんに負けない位勉強されている薬剤師さんもいます。

せっかく安くはないコストを払っているのだから、
薬局や薬剤師さんを利用しない手はありません。
最近は、「かかりつけ薬局」が推奨されています。

「お薬手帳」の有効活用も大切。
いくつもの医療機関にかかっているひとほど、
お薬手帳を忘れないでください。

同じ薬が複数の医療機関から出ていることが昔はありました。
しかし最近は、あまり見ません。
これは、お薬手帳が普及したからだと思います。