患者さんに聞かれました。
先生のクリニックは院外処方ですか?
なぜ、患者のためを思い、院内にしないのですか?
うーん。
私のために院外処方にしたつもりではないのですが。
患者さんのためにそうしたハズだった、のかな??
面と向かって聞かれると、言葉に窮します。
自分のため?
本当に患者のため?
以下、日本薬剤師会ホームページからコピーしました。
処方せんにはお薬の名前や種類、量、使い方が書かれています。
この処方せんを街の保険薬局にもっていくと、
薬剤師が薬の量や飲み合わせ等を確認の上、調剤します。患者さんには、処方せんと引換えにお薬が渡されます。
医療の高度化とともに機能分化が進み、様々な専門分野があります。
それぞれの専門家がチームワークを組み、協力し合うことで
よりよい医療の提供が図られています。医薬分業も、医師と薬剤師が協力してお薬を
より安全に使っていただくための制度です。医薬分業のこんなメリット
1. 医師が診療に専念し、薬剤師が調剤することにより、
お薬の使用がより安全になります。2. 処方せんにより、あなたのお薬の処方内容が明らかになります。
3. かかりつけ薬局ではあなたのお薬に関する記録を保管しています。
お薬に対するアレルギー、副作用等を記録しておくことで、
あなたの服用するお薬の安全性を高めることができます。4. 他の病院や診療所の処方と同じ薬が重複していたり、
危険な飲み合わせがある場合など処方内容に疑問 がある場合、
薬剤師が医師に問い合わせ、その結果、処方内容の変更や、
処方中止等の処置がとられることもあります。5. 飲み忘れ・飲み間違いを防ぐため、1回に飲むお薬を一包にまとめたり、
お薬の名前や飲み方、効能・効果 や副作用などの情報を書いたメモをお渡しして
説明をしたり、お薬手帳や健康手帳にお薬の情報などの記録もします。
特に複数の医療機関や診療科を受診している患者さんは、
是非1カ所「かかりつけ薬局」を決めて、
処方せんによる調剤を受けられることをお勧めします。
その通りですが、お薬って怖いものですね。
あらためてそう思いました。
PS)
今日と明日は新宿で、全国の在宅医に4コマの講議をします。
第2回在宅医認定医講座の講師を今年も務めることになりました。
今日は、発熱の管理と経管栄養について、2コマをお話をします。
受講者に講演点数をつけられるので、決して気を抜けられません。