薬剤師さんについて、いろいろ調べているうちに、
認定薬剤師制度というものに突き当たりました。。
薬剤師さんのなかにも、いろいろあるんですね。
認定薬剤師制度
認定薬剤師とは、研修認定薬剤師制度のもと、倫理、基礎薬学、医療薬学、
衛生薬学及び薬事関連法規・制度など、良質の薬剤師業務を遂行するために、
自己研鑽した成果について、一定期間内（新規４年以内、更新３年毎）に
所定の単位を取得したと申請した後、認定された薬剤師のことを言います。
認定されたことにより、他の医療従事者や患者様からの信頼を高め、
常に時代に即した薬学的ケアを行える薬剤師であるとも言えます。
厚生省発表 薬剤師数について
平成22年12月31日時点
届け出薬剤師数２７万人。（ちなみに同年、届け出医師数は２９万人）
平成２５年３月２９日現在 認定薬剤師数 約４万２千人。
平成22年12月31日現在における全国の届出「薬剤師数」は 276,517 人で、
「男」108,068人（総数の 39.1％）、「女」168,449 人（同 60.9％）となっています。
平成22年届出薬剤師数を前回と比べると 8,766 人、3.3％増加しています。
また、人口 10 万対薬剤師数は 215.9 人で、前回に比べ 6.2 人増加しています。
近い将来、認定薬剤師がいる薬局が、
信頼や技術料の根拠になる時代が
来るかもしれませんね。
「診察いらないから、処方を書いてくれ」
クリニックでは、これは認められていません。
同様に薬局でも、
「薬の説明いらないから薬を渡してくれ」
という方がいますが、これも認められていません。
生死に関わる口に入れるものを扱う薬剤師は
精神的なストレスが大きい、と言われています。
男性の職業としては、あまり人気がなく、
女性の職業としては、良いと言われています。
しかし薬学部が６年制になってからは、
ちょっと人気が低下傾向。
看護師さんの方が人気が高いようです。
知っているようで、あまり知らない薬剤師さん。
特に認定薬剤師さんについてご紹介しました。
《ＰＳ》
昨日、本日と、在宅医認定講座の講師をしています。
全国から受講されている１４０人のお医者さんに、
合計６時間、お話しをしています。
明日の朝、某テレビ局の情報番組にお薬のことで
出ると思いますので、もし見かけたら笑ってください。
多剤投薬に関して何か意見を言っていると思います。