《1162》 緩和の裏にある、癒し [未分類]

今年の日本緩和医療学会ではいろんな刺激を受けました。
宇宙飛行士の秋山さん、料理研究家の辰巳さん、
元祖緩和ケア医の柏木さん、そして大会長の東口さん。

様々な緩和医療に使う薬剤の知識、乳がんの再発とどう
付き合うかというお話、そして自分が講演と座長をした
幸せになるための胃ろうに関する、5名の演者の講演。

日々の外来診療や在宅診療は、すべて「緩和ケア」という
思想に基づいて行われることを再確認した2日間でした。
さっそく、明日からの診療に役立てたいと思いました。

とはいうものの、伊豆半島の伊東市に寄り道しています。
海辺の旅館で、おいしい魚を食べて、くつろいでいます。
そう、今回の学会の裏テーマの「癒し」の最中にいます。

川奈の海のほとりで、緩和仲間とまさに癒されています。
横浜と伊豆の海に元気をもらい、また明日から、いや今夜から
患者さんに元気な顔をお見せしたいと思います。

雨はやみ、すっかりお天気になりました。