《1194》 55歳のギックリ腰、さらに続き膝に水が…… [未分類]

55歳になった途端、ギックリ腰になりました。
元々、腰が悪く、年2回は必ず、そうなります。
必ず1週間、歩けなくなるのです。

90歳の方でも一度も腰が痛くなったことがない、
と言われる方がいますが、信じられません。
私は30歳代から合計、何十回もやってきました。

来たな!と思った時は、もう遅い。
1週間は、かっこ悪い生活を覚悟します。
すなわち、起き上がる時がとても大変です。

歩く姿はヘッピリ腰そのもので、患者に笑われます。
まあ、笑ってもらって元気になってくれればいいや。
高齢者は、私の姿を見るととっても嬉しいようです。

これまでこの世のありとあらゆる治療を試しました。
しかし即効性があるのは氷で冷やすことだけでした。
ただひたすら自然治癒を待つしかない

今回、自分でも驚いたのは、右膝も痛くなったこと。
それまでは、左膝が悪かったのに今回は右側も痛い。
要するに両方痛くて、膝を曲げることができません。

腰が痛くて、膝も痛い。
高齢者の気持ちがよく分かります。
健康の有難さが身にしみてきます。

膝を触ると水が溜まっています。
私は、それを抜いたりしません。
自然に引くことを待つことにしました。

そうはいっても、痛くて歩けません。
その辺にあった、湿布を貼ってみました。
これが、実に効く!のです。

高齢者が湿布を欲しがる理由がよく分かりました。
半日もしないうちに、自然にはがれてくるのです。
するととても痛いのでまた新しい湿布を貼ります。

ぴったり1週間経過すると、自然に治ります。
待っていれば治るのだから、簡単な病気です。
なんて偉そうに言っていますが、超不便な1週間でした。

コルセットを腰に巻く。
短い距離でもタクシーを使う。
朝日カルチャーセンターの講演は座ってしていました。

それにしても、年を取ったなあ、と感じます。
何もしていないのに、膝に水が溜まるなんて。
人生の初体験に少々戸惑っています。

さて、今日は休みなので、これから鹿児島に行きます。
日本看護学会の老年看護大会で90分の講演をします。
訪問看護師さんの遣り甲斐をたっぷりとお話しします。

夜は鹿児島県医師会館での市民講座に呼ばれています。
つまり、鹿児島の看護師さんとお医者さんに、
別々に平穏死の講演をする予定です。