大阪は、日本一暑い都市のひとつのようです。
天気図を見ると、沖縄より暑い日が多い。
夏場は、完全に赤道直下の国となります。

はっきり言えることは、独居の方は要注意です。
毎日、熱中症寸前の方を訪問診療で発見します。
神戸では、亡くなっていたひともいたそうです。

冷房が無い家も結構あります。
あっても壊れている家も多い。
修繕するお金が無い家もある。

扇風機があればまだ助かります。
それさえ無い家は、本当に蒸し風呂状態です。
まさに命がけの在宅療養となります。

認知症の方は、寒い暑いが分かりにくくなっています。
これだけ暑くても、長袖を着て毛布を被っている人も。
気がつかないままに、熱中症になっていきます。

火の用心では無いですが、熱中症用心と言いながら
町内をみんなで巡回したほうがいいと思うくらいです。
おせっかい、という言葉は今も生きていると思います。

お盆でも、毎日、いろんなことがあります。
ドラマ以上のドラマが目の前で起こります。
その中でも、熱中症は予防可能な病気だと思います。

昨日は、某テレビで平穏死が紹介されました。
その特集が終わると、電話が鳴りやみません。
こんなに多くの人がテレビを見ているんだ……

あらためて、テレビの影響力の大きさを感じました。
そしてお盆だけに、普段テレビを見ない人も見ていた。
というわけで、とても賑やかな１日でもありました。

お盆は認知症の方にも様々な行事があります。
田舎に墓参りに行かれる方も多くおられます。
孫やひ孫と嬉しそうに遊んでいる方も多い。

今日から２日間休みという会社が多いですね。
交通事故などのいろんな事故も増えています。
くれぐれも皆様、お元気で無事故で夏を乗り越えて下さい。