《1217》 お盆の出前講演 [未分類]

昨日は、2つの施設で2回講演をしました。
1時間半ずつ、合計3時間喋ってきました。
お昼休みの出前講座です。

施設入所者のご家族と普段はなかなか会えません。
スタッフのみなさんともゆっくり話す間もありません。
せめてお盆休みに話しを聴いてもらおうと企画しました。

講演テーマは、「認知症ケアと終末期医療」。
施設のなかなので、スライドも何も使いません。
ひたすら伝えたいことを思いつくまま話します。

聴いている人にこちらから質問もしてみました。
すると「やっぱりこんなことも知らないのか」とか、
「そんな風に思っていたのか」などと思い直します。

普段、顔を見ている人に話すのは少し遠慮もあります。
しかし、「やっぱりやって良かったな」と思います。
ご家族とはコミュニケ―ションのいいチャンスです。

拙書「平穏死・10の条件」読者なら知っているはずです。
ある施設での看取り講演の話から、この本が始まることを。
実際に一昨年の12月30日も同じような講演をしていた。

お盆とお正月を、ずっと狙っていきます。
この時期に施設には伝える作業をします。
実は本日も同じように2カ所で講演です。