《1241》 在宅患者さんとオリンピック [未分類]

昨日は、在宅患者さんのお宅を回りながら、
あちこちでオリンピックの話になりました。
7年後に生きているかどうかで花が咲いた。

90歳台の方は、みなさん生きていないと言われた。
しかし80歳台の方は生きる気まんまんの方もいた。

人工呼吸器を装着している若い患者さんにも聞いて
みましたが、7年後を楽しみにしておられました。

在宅患者さんいも、実に様々な反応がありました。

10年後と言われると気が遠くなります。
3年後と言われると、すぐそこ、という気がします。
7年という歳月はちょうどその中間でなんともいえない。

通常、3、5、10という数字が区切りの数字
7は、区切りというより希望に溢れた数字です。
そういえば2020というゾロ目も面白い数字。

スポーツは、在宅患者さんにも元気を与えます。
ロンドン五輪の時、そう強く感じました。
ましてそれが東京五輪ともなれば、凄い力です。

10代の子供も90代の高齢者も一緒になって、
7年後の夢を見られるって、いいですね。
日々、地道に努力を重ねながらその日を目指す。

7年以上、在宅医療を続けている方が何人かいます。
振り返ると7年はあっという間でした。
きっとこれからの7年も早いでしょう。

被災地の復興にも弾みがつくことを期待します。
7年後には仮設住宅が無くなり、新しい街ができて
活気が戻ることを祈ります。