《1275》 多剤投薬は薬剤師が治す? [未分類]

日々、移動していると、実にいろんな人と出会います。
広い日本で同じ人と同じ日に2度会って驚いたことも。

JRの改札口である大学病院の教授に声を掛けられました。
その方はその病院の薬剤部門を統括されている有力者です。

数年ぶりにお会いしたので互いの近況から話しました。
いろんなことを話をしているうちに、多剤投薬の話に。
大学病院でいくつもの科にかかるので薬が増えやすい。

医学会のガイドラインが多剤投薬の元にあります。
それと医学の縦割りです。
本来、高齢者は総合的に診る必要があるのですが。

1つの科で4種類出て、3つの科にかかると12種類。
ちょと油断すると15~20種類になります。
その責任の所在はよく分かりません。

多剤投薬には、患者さん自身は無力でしょうか?
処方するのは医師ですから、医師に直接お願いすればいい?
4つを3つ2つに減らしてもらうだけでも効果があります。

あと薬剤師さんを利用するという方法もあります。
かかりつけ薬局の薬剤師さんに
減らせそうな薬の優先順位をつけてもらうのです。

お薬手帳がこの時に役に立ちます。
全ての薬の情報があの小さな手帳に集約されています。
お医者さんが無理なら、薬剤師さんに相談すればいい。

そう、薬剤師こそが多剤投薬を解決する鍵ではないか。
そんなことで意気投合しました。
混雑する改札口の横で15分も話しこんでしまいました。

《PS》
今日は祝日ですが、秋らしいいい天気ですね。
私はいつもどおり仕事をしています。