《1291》 インフルワクチンの季節になった [未分類]

朝夕は少し冷えこんできました。
風邪の患者さんが増えてきました。
外来も在宅も、終日大忙しです。

さて10月15日からインフルエンザワクチンの
予防接種が始まっています。
今年は例年どうり打っています。

65歳以上は1000円ですが、一般の方は
当院では2000円と昨年より1000円安くしました。
お金が高くて打てない、という人が多いからです。

テレビで宣伝をしている肺炎球菌ワクチン接種の
希望者も増えてきました。
やはりテレビの影響力は凄いなと感じます。

当院では、8000円で打っています。
5年間有効で、いつ打っても構いません。
2つを打つ人は先にインフルを打ってもらいます。

医療機関によって接種の金額が違います。
しかしワクチンが異なることはありません。
高いほうがよく効くという訳ではありません。

当院では職員も11月末までに打ち終える予定。
新人職員は必ずインフルになり、休みます。
少しでも休む人を減らしたい。

ワクチンによる予防効果は100%ではありません。
打っても、かかる人はいます。
打たないよりかかりにくく、かっかっても軽く済む。

強制接種ではなく、任意接種です。
喘息や肺気腫や肺がんの方は、絶対に打ったほうがいい。
肺病の方がインフルにかかって重症化するのを防ぎます。

打ってから免疫がつくまで3週間程度かかります。
インフルワクチンの効果は4~5カ月だそうです。
だからインフルは毎年打つワクチンなのです。

夏が長かったせいでインフルと聞いてもピンときません。
しかし、はや秋も真っ盛り。
冬支度のひとつであるワクチン接種の季節になりました。