《1299》 町医者の昼休みとは? [未分類]

勤務医時代の昼休みは、医局でカップラーメンばかり。
しかし開業医になっても、似たような生活が続きます。

よく、患者さんから「昼食を一緒に」と誘われます。
昔は、御一緒したことが何度かありましたが、
最近は、行きつけの喫茶店に行けるのが年に一度。

昼休みになると待ってましたとばかり電話が入ります。
しかし、受付は正午に終わっても、最後の患者さんは
必ずややこしい人が続くので、1時近くになります。

院内のミーティング、市役所での介護保険審査会、
ある会社の産業医として会議や講話や健康相談も。
その合間を縫って新しい在宅患者さんを回ります。

むろん通常の訪問診療も朝昼晩と回ります。
ケアマネさんやMRさんや種々の来客対応も。
というわけで、実は昼休みなんてないのです。

朝飯は、食べる時間が無く、
昼飯は、車の中でおにぎりを、
夕飯は、電車の中で駅弁でした。

外来がかなり忙しくなってきました。
待ち時間が長くなりお叱りを受けてばかりです。
朝は4人の医師で必死で診察しているのですが。

医師会から毎日、FAXニュースが届きます。
そこには感染症の最新情報が書いてあります。
尼崎でもついにインフル患者が出たようです。

当院にも39度台の発熱の人が何人か来られました。
インフルの検査をしましたが、全員、陰性でした。
しかし第一号が出るのは、時間の問題だと思います。

忘年会やクリスマス会の準備会もやっています。
在宅患者さんをご招待するからです。
昨日は、私が歌う歌、2曲を決めました。

そんなわけで、町医者の昼休みは結構多忙です。
きっと気がついたら、もう年末、なんてことになるのでしょう。
みなさんも風邪をひかぬよう気を付けてお過ごし下さい。