毎日、誰かが転倒されて怪我をします。
手足や腰骨を骨折したり、頭を打ったり。
せっかく糖尿病で頑張っていても怪我での入院は残念です。
このように、脳梗塞や心筋梗塞などの予防や治療も大切ですが、
実際には、膝や腰が悪くなって、要介護や寝たきりになる方のほうがはるかに多いのです。
足腰が弱った状態を、「ロコモティブシンドローム」、通称「ロコモ」と呼びます。
腰や膝、そして骨粗しょう症の予防には、「ロコチェック」をして、
「ロコトレ」に励むことが、推奨されています。
整形外科医のみならず、お医者さん全員と全国民で取り組もうという機運になりつつあります。
日々の在宅医療にも大いに関係があります。
「メタボ」から「ロコモ」へ。
トレンドは、移りつつあるようにも見えます。
ただ、「ロコモ」だと、あまりにも可愛過ぎて威圧感がない、という意見もチラホラ聞きます。(笑)