《1301》 障害者の音楽に感動! [未分類]

昨夜は、日本障害者芸術団の設立記念イベントが
尼崎で開催され、当院のスタッフたちと参加しました。
ひとことで言うなら、ほんとうに感動の一夜でした。

様々な障害を持った方が、尼崎のみならず
日本中から、海外からも集まり、音楽を奏でました。
パラリンピックの音楽版と言った感じでしょうか。

笛の演奏やオペラ演奏には、みなが自然に涙しました。
10組くらいの障害者アーチストと観客の気持ちが
一体となった、充実、至福の時間でした。

夜の診察を終えてから会場に駆けつける予定でしたが、
終了間際になって、10人位の方が飛びこんできます。
そこに沢山の電話や、緊急往診依頼の電話が入ります。

だいたい最後は、急な発熱や怪我や精神疾患の方です。
胃ろうが自然に抜けたという往診依頼もありました。
丁寧に処置と確認をしてから会場に向かいました。

結局、前半は見られず、後半のみ見ました。

経験したことがない熱気と興奮に溢れていました。
普通のコンサートとは、空気がまったく違いました。
温かさに包まれた広い会場。

市長さんやボランティア団体の方も来られていました。
イベントが終わっても、余韻は長く続いていました。
来年もまた尼崎で第2回目が開催されると思います。

当院も、このイベントのサポーターです。
とてもやりがいのあるご縁をいただきました。。
障害者の芸術からいろんなことを学びました。

懇親会が終わったのは、午前2時を回っていました。
その後も、在宅患者さんからの電話が続々入ります。
というわけで、ほとんど寝ないまま朝を迎えました。

今日は、朝一番から神戸で2時間の講演をしました。
午後からは、大阪の北野病院で夕方まで講演します。
病院の医療者に「平穏死」の話ををます。