《1303》 医療福祉連携士を学んだ! [未分類]

一昨日、医療福祉連携士の会に呼ばれて講演しました。
文字どおり、医療と福祉、介護の連携、調整をする
専門職の勉強会でした。

病院と在宅医療の間を取り持つ役割を担っています。
国家資格でもなければ、診療報酬もついていません。
多くはボランティアとしても活動されています。

全国にこのような肩書きを持つ人が200人もいる。
この資格を取るには様々な研修を受けることが必要。
それぞれの現場で、さまざまな活動をされています。

医師、看護師、社会福祉士の資格を持つ方が多かった。
なかには元MRさんという方もおられました。
MRさんといえば医者の現実をよく知っておられる職種。

いわば患者さんの想いを叶えるコンシェルジュの
ような役割が医療福祉連携士であると思います。
似たような職種に、トータルヘルスプランナー(THP)も。

これも、医療と介護を統合していく役割を担っています。
THPは、当院にも1人います。
あと「プロデューサー」と呼ばれる人がいるクリニックも。

いずれにせよ、医療と介護の連携には、両者を統合する
機能を持つ専門職の需要があるということです。
医療と介護が上手く連動しないと、困るのは患者さんです。

裏を返せば、医療と介護、福祉の連携はまだまだということ。
病院を出て地域に帰れば、様々な現実的課題が待っています。
それを助ける連携士という職種があることを私は学びました。

彼らは、全員、強い情熱を持っていました。
異常に明るく元気で、圧倒されました。
講演に呼ばれて学んだのは私の方でした。