《1332》  家庭の幸福は妻への降伏 [未分類]

男性の方が7年早く死ぬといいましたが、これは日本人の場合です。
スウェーデンやニュージーランドでは、その差は4年しかありません。
日本の男性が、なんだか可哀そうになってきます。

9月13日現在、全国の100歳以上は昨年より3021人増えて
5万4397人で、50年前の355倍となりました。
男性は6791人。女性は4万7606人で87.5%を占めます。

100歳長寿者のなんと約9割は女性なのです。
これはなにも日本人に限ったことではなく、
動物の世界は、さらに女性優位です。

アリの世界の身分制度。
ハチの世界も女王バチが中心。
交尾を終えたらすぐに死んでいく哀れなオスの昆虫たち。

作家の村上龍さんは「すべての男は消耗品である」と
書かれましたが、真実だと思います。
なぜ男性専用車両や男性専用シートが無いのか?

いたわるべきは、1割も短命な男性ではないのか。
最近、外来や在宅をしていて強くそう感じます。
男性がどこか哀れ。

先日、安倍総理のメルマガを読んでいて、のけぞりました。
「家庭の幸福は、妻への降伏にある」と書かれていました。
総理も、悟りの境地のようです。

医療機関においても、なんとなく女性優位です。
女性外来はありますが、男性外来はあまり見かけません。
最近、少しできてきたと聞きますが。

更年期障害についても、女性は診てもらえますが、
男性の更年期障害の専門外来なんてあまり聞きません。
1割も早く死ぬ可哀そうなオスための医学はないものか?

素敵な旦那さんに元気で長生きしてもらうために、
男性のための医学があってもいいんじゃないか、
という気がしてなりません。
でもこんなこと書いたら、女性に怒られるだろうなあ………