《1348》 男性医療をやっていてよかった思う瞬間 [未分類]

昨日、治療中の男性更年期障害の方が来院されました。
テストステロン補充療法を開始してまだ3カ月。
その方は全てが見違えるように元気になりました。

初診時は、うつ病のような印象でしたが、
現在では見た目も自信に溢れて、
まったく普通になりました。
その方は、ものすごく感謝してくれました。

男性医療もやっていて良かった、と思う瞬間です。

男性の寿命は、生まれつき女性より7年短い。
これは簡単には変えられない神様からのメッセージでしょう。
もし延長できないなら限られた範囲内で快適に生きてほしい。

男性医療は、そんな感じでしょうか?
でも本当は男性寿命も延びればいいのですが。
いや、上手に男性医療をすれば少しは伸びるのではないか。

ロシア人の平均寿命の男女差は10歳以上あります。
動物の世界はもっと歴然としていて、交尾後に死ぬ動物も。
それに比べたら日本人男子はまだ幸せなのかもしれません。

昨日は行政からの依頼で、いわゆるゴミ屋敷で暮らす
高齢男性ををはじめて訪問しました。
どうやって入っていいのか分からない、その奥に人間が……

今年も沢山のアパートの奥の奥にひっそり暮らす
独居の高齢男性を沢山訪問してきました。
みなさん施設入所を拒否されている人です。

寒くなるので、万一亡くなっていた時のための事前訪問です。
彼らは、医療や介護をすべて拒否されます。
何故か私は、そんな男性によく好かれます。

男性は、狭い隅っこが好きなのかもしれません。
そんな環境でもしっかり生きている高齢男性に
なぜか元気をもらうこともあります。

わけのわからないことを書いてきましたが、
男性医療シリーズは、これでひとまず終わりにします。
明日からは、またフラフラ書いていきます。