《1352》 無力感でちょっとブルーな年末 [未分類]

今日も1日中働いています。
すべて終わるのは深夜です。
今日が仕事納めのつもりです。

当院は年中無休を謳っていますが、
数年前から大晦日は休むことにしました。
しかし、レセプト作業は年越し作業で続きます。

今年はあっという間に終わりました。
無我夢中といったほうがいいかな。
無茶苦茶、早かったです。

昨年後半から7冊の本が出ました。

それぞれに多くの支持を頂きました。
この場をお借りして感謝申し上げます。
数えてみると全部で26冊になります。

平穏死という字が入った本が4冊出ましたが、
病院ではまったく平穏死できないのが現実です。
一昨日のリアルな現実は今日もショックです。

終末期に苦しむのは勿体ない。
がんで苦しむのではありません。
延命治療、特に過剰な輸液で苦しみのです。

つまり苦痛の原因は病気にあるのではありません。
延命治療をしていることが原因。
つまり犯人は医療者なのです。

それを啓発する本を頑張って書いて13万部売れても、
韓国や台湾でも支持されても肝腎の病院は変わりません。
アジアの国の人と市民は読んでくれますが医療者が読まない。

無力感で一杯。ちょっとブルーな年末です。
もっと頑張って活動しないと平穏死は普及しません。
ここで諦めるか、もうちょっと頑張るか、を迷っています。