《1396》 丸ちゃんとの共著「ばあちゃん……」が発売 [未分類]

昨日は、東名古屋医師会のお招きで愛知県長久手市の
市民公開講座で平穏死の話をしました。
300人の会場は超満員で、入れない人が沢山いたそう。

どうやら長尾=過激、という印象があるために、
医師会が私を呼ぶには、相当なハードルがあるそうです。
しかし、それを乗り越えてフォーラムを成功させた医師会に感謝。

そもそも、医師会は患者や市民のためにあります。
圧力団体や利益団体とのレッテルを貼られますが、
メインの事業はこうした市民フォーラムなのです。

がんと認知症の話をしました。
特に、認知症については、食べることと移動するという
尊厳が損なわれているような気がしてなりません。

施設や老人マンションが増えるのはいいですが、そこで
どのような認知症ケアがあるのかは、正直、未知数です。
もしかしたら、とんでもない施設が沢山あるらしいですね。

認知症になっても、寝たきりになっても充分、
口から食べられる、車で移動できるということを
もっと多くの方に知って頂きたいと思います。

「ばあちゃん、介護施設を間違えたらもっとボケるで!」
という本が昨日、出ました。
つどい場さくらちゃんの丸尾多重子さんとの共著です。

講演はいたって穏便ですが、この本はちょい(かなり?)と過激です。
しかし正論を書いたつもりです。
みなさまのご批評を楽しみにしています。