《1400》 おひとりさまへの道 [未分類]

おひとりさま、おひとりさま、と言うけどどうしたら
おひとりさまになれるの?なんて質問を受けました。
おひとりさま、までには、いくつかの道があります。

  1. 生涯未婚で親族と別居
  2. 2人暮しだったが配偶者と死別
  3. 熟年離婚後
  4. 配偶者はいるが、喧嘩をして別居中
  5. かなり以前から天涯孤独

など、いろんな経緯でおひとりさまになられます。

(1) 生涯未婚率は、年々高まっているようです。
特に男性の方が、その傾向が強いようです。
非婚の時代です。

(2) いくら仲のいい夫婦でも一緒には死ねません。
核家族化ですから、一方が死ねば簡単におひとりさまに。
慌てて子供が同居を勧めても、本人が拒否する場合も。

(3) これも、おひとりさま覚悟の行動です。
シュウカツ(終活)が盛んですが、リカツもあるそうです。
離婚活動のことです。

奥さんの方が夫を捨てるのです。
捨てるタイミングを見計らうのをリカツというとか。
定年後の男性は、うかうか老後を過ごせない時代に。

(4) たまに、あります。
家庭内別居ではなく、家庭外別居。
「旦那にだけは死ぬところを見せたくない」と言って
ウイークリーマンションを終の住処に選んだ人もいた。

(5) 天涯孤独の人は現実におられます。
どうしてなのかは、本人が語らない限り分かりません。
そういえば、戸籍の無いおひとりさまもおられます。

戸籍が無いので、どこから来たのか誰も分かりません。
行政も頭を抱えています。
外国人ではなさそうですが、本人は過去を言わない。

本人も過去を忘れているのかもしれません。
確実に言えるのは、今ここにいるということだけです。
自由なおひとりさまは、悠々自適です。

こうして考えると、おひとりさまと一口に言っても
そこに至るまでの道は、実に様々であることに気がつきます。
しかしどんな道であれ、おひとりさまは悪くはありません