《1410》 民生委員さんとおひとりさま [未分類]

地域には民生委員さんがおられます。
民生委員さんには今後、さらに大きな役割が期待されます。
おひとりさまが地域で最期まで暮らすために必要なのです。

家の中がゴミ屋敷のおひとりさまを、沢山見てきました。
あるいは家の中に大小便が混じっていたお宅もあります。
ほとんどが認知症だったのです。

ホームヘルパーさんが毎日入ってきます。
ケアマネさんや看護師さんも入ります。
しかしそれらは、24時間のうちのごく一部。

ある在宅患者さんは、すぐ近所の民生委員さんが
朝夕、ご飯を持っていって見回りをされていました。
そして最期の時も、民生委員さんが発見してくれた。

民生委員さんは、大変な仕事だと思います。
しんどい割には見返りも無いボランティアのようなもの。
しかし民生委員さんが、おひとりさま時代の切り札です。

以前、民生委員さんたちの慰労として温泉旅行に連れて行った
どこかの市長さんが、マスコミで叩かれていましたが、可哀そう。
私は、民生委員さんには温泉に入って鋭気を養って欲しいです。