《1471》 台湾の人は待つことができるのか? [未分類]

台湾では、1人の看護師さんが中心になって長年活動され、
2000年に「いのちの遺言状」が法的に有効になりました。
代理人も定めた「事前指示書」が法的に認められたのです。

台湾の国会で全会一致で決まったそうです。
生命倫理に関する法案は、そうでなければいけないはず。
日本でも最初から超党派の議連で議論が重ねられています。

最大の功労者である、台南市の成功大学の趙可式教授に
このGWに成功大学でお会いする予定になりました。
簡単な講演を行い、メディア取材も受けますし取材もします。

というのもベストセラーとなった拙書
「『平穏死』10の条件 胃ろう、抗がん剤、延命治療いつやめますか?」
台湾でも沢山の人に読まれているからです。

台湾大手のネットニュース(今日新聞)にも書評が出ています。
さらに、YAHOO台湾などにも、作家の村上春樹さんと並んで出ています

拙書「『医療否定本』に殺されないための48の真実」
台湾版も出版されるのですが、
それを記念したマスコミ取材も受けます。

日本人に向けて書いたはずの本が、韓国、台湾、中国などの人に
多く読まれて、評価されるのは不思議な気分です。

アジアの人びとも「いのちの遺言状」に大きな関心を寄せています。
というわけで、GW明けには台湾レポートができるはずです。

(「待つ」という緩和ケアシリーズ 続く)