《1490》 「大病院信仰」どこまで続けますか [未分類]

昨日、「『大病院信仰』、どこまで続けますか」主婦の友社)という本も世に出ました。
続けて2冊も出て、スミマセン。

日本人は、大病院が大好きです。
いろんな診療科があり、沢山の専門医がいて、最高の医療を提供している。
確かにその通りなのですが、年を取ると落とし穴が待っています。

また専門分化が進んでいるのでいろんな科を巡回しないといけない。
たとえ入院しても総合的に診てもらえないのが「総合病院」の現実。
ろんな矛盾に悩んでおられる患者さんも、さぞ多いことでしょう。

そうした現実を打破するにはどうすればいいのか。
具体的に指南したのが本書です。
今後は、「かかりつけ医」を持っていたほうが絶対にお得です。

医者は患者さんを選べませんが、
患者さんは医者を選べます。
もちろん病院や診療所も自由に選べます。

そんな当たり前のことを知らない市民がたくさんおられます。
また"かかりつけ医"の役割についてはまだ知られていません。
そこでこの本を書きました。

がんも認知症も、同じです。
病院の専門医と地域のかかりつけ医の二つが必要です。
これからは、「二股」が推奨される時代です。

そしてイザとなったらかかりつけ医に往診を依頼してください。
医療の基本は、往診、家庭医療にあります。
かねてから温めていた長尾版、医者選びの本です。