外食産業の最大手・日本マクドナルドが新設店を完全禁煙にします。
全店の約３割を、今後、数年かけて完全禁煙にしていくそうです。

この不景気の中、客足が遠のくことを恐れて完全禁煙に踏み切れない
飲食店が多いことでしょう。

しかし、原田泳幸会長は「時間が経てば客数も増えプラス効果がある。
一番大きい外食産業としての社会的責任もある」と話しています。
私は、大きな拍手を送ります。

現在、全面禁煙の外食チェーンは、スターバックスコーヒージャパンなど、
まだまだ少数派です。
しかし、マクドナルドの英断で大きく流れが変わるかも。

ロイヤルホストも、来年末までの改装に合わせ、
喫煙席を廃止して全席禁煙にするそうです。
日本ケンタッキー・フライド・チキンも同様の方針だとか。

どうやら完全禁煙の流れが、一気に本格化してきました。
これで日本もやっとＦＣＴＣ（たばこ規制枠組み条約）の約束を
少しは果たせそうな予感がしてきました。

「分煙」という言葉が死語になる日は、案外近いかもしれません。