毎月22日は、禁煙の日です。
当院の前では、旗を掲げて道行く人に啓発をしています。
興味ありそうな人に「肺チェッカー」という簡易スパイロメーターを
吹いていただき、肺年齢を知ってもらいます。
実年齢よりかけ離れている方は、首をかしげながら帰ります。
数日後、すっきりした顔で、私の前に現れます。
これが何よりも楽しみです。
1人禁煙させるのは、大手術に匹敵する大仕事だと思っています。
ところで、なぜ22日か?
スワンスワン(吸わん吸わん、スワンは英語で白鳥の意味)で22
という文字の形が2羽の白鳥に似ているから。
連日、禁煙希望の方が受診されます。
ほとんどが、予習をして覚悟を決めて来られます。
その場で、バレニクリンを処方します。
夫婦で禁煙にチャレンジされる方もおられます。
なかには親子で来られる方も。
ここに来てくれれば、きっかけなど、何でもいいです。
タバコをめぐる話題を何度も書いていますが、喫煙者とくれぐれも
無用な対峙はしないでくださいね。
喫煙者も被害者なのです。
タバコを憎んで、人を憎まず。
「禁煙は愛」です。