《1686》 インフルエンザの季節 [未分類]

インフルエンザの季節がやってきました。

11月に当院では、4名のインフルエンザが出ました。
全員、A型でした。

ちなみに、昨年の11月は1人でした。
例年より、少し早い流行なのかもしれません。
関東より関西は遅れているようです。

風邪の受診者も増えていました。
咳が激しい方の大半は喫煙者です。
この機会にと、必死で禁煙指導も行っています。

インフルワクチンを打つか、打たないか?

この命題については高山先生が見事な記事を書いて
おられますので、よくお読みください。
http://apital.asahi.com/article/takayama/2013112500025.html
私もこのとうりだと思います。

近くの会社では、社長さんの決断で、社員全員に打ちました。
集団感染を防ぐためにこうした決断も悪くはないと思います。
当院も職員にはほぼ全員、打ってもらっています。

実は、私は毎年、打っていません。
注射が怖いからです。
というのは嘘です。(笑)

毎年、いやというほど、インフル患者さんの咳のシブキを
直接顔に浴びるので、おそらく自然免疫ができているのです。
これもひとつのワクチン効果だと勝手に思っています。

もしワクチン接種をしよう!と思っている方は
早めに打たないと接種の意味が無くなります。
免疫ができるまで2~3週間程度かかると言われているからです。

忘年会などで忙しい12月。
楽しみの後ろには、いろんな危険も待ち受けています。
どうか無事に12月をのり越えてください。