そもそも、どんなマスクを選べばいいのでしょうか?
不織布マスクには、折り目を上下に広げて装着するプリーツ型と、
最初から曲面状になっている立体型とがあります。
普通サイズ、女性用、子供用といろいろありますが重要なのは、
自分の顔に合ったサイズや形状を選び、隙間を空けないことが大切。
パッケージに書かれた「かぜ用」「花粉用」などの文字が目安になります。
花粉の大きさは約30マイクロメートルですが、花粉専用のマスクは
フィルターの目が粗いので、ウイルスを含む飛沫を取り切れない可能性がある。
鼻のまわりの隙間を減らすためは、マスクを半分に折って、
小鼻部分に合わせて谷折りにしてから着けるといい。
またプリーツはあごの下まで覆うように伸ばしてください。
マスクはウイルスの捕捉効果を高めるため帯電させていることが多いのですが、
長時間の着用で湿ったり、濡らしたりすると漏電して機能が低下するそうです。
たしかに、年中、汚れた同じマスクをずっと着けておられる方がいます。
感染症対策は、こまめに手を洗うなど日常的に清潔さを保つことが大切。
しかし、マスクを着けることだけに神経質になりすぎるのも本末転倒です。
1年中マスクを着けている人もいますが、ちょっと考えものではないか。
ちなみに私がマスクを着けるのは3つの場合です。
- まだ酒が残っているとき
- ニンニクを沢山食べたあと
- 本当に風邪を引いたとき
看護師さんの中には、1年中、マスクをしている人もいました。
私は彼女に聞いてみました。
「どうして、1年中マスクをしているの?」と。
彼女の答えは意外でした。
「私は恥ずかしがり屋なのでなるべく顔を隠したいのです」と。
たしかに、マスクをしたほうが美しく見える看護師さんがいます。
「マスク美人」。
私はそんなあだ名をつけたことがあります。
しかし彼女にたいそう怒られ、謝りました。
現代日本人とマスク。
簡単なようで意外と難しい問題に思えてきました。