今日、本が出ます。
「その症状、もしかして薬のせい?」(セブン&アイ出版)
というタイトルの本です。
アピタルに書いた文章のうち、お薬に関連した部分を集めて
大幅に加筆訂正したものです。
「町医者だから言いたい!」の書籍化としては、これで4冊目となります。
ずっと思っているのですが、現代医療はお薬が多すぎます。
どう考えても、10~20種類の投薬は異常だと思います。
しかし言いたいけれど言えないのが、患者さんの立場です。
町医者には、薬を一元管理する役割もあるかと思います。
また院外処方なら、薬剤師さんを活用しない手はありません。
患者さん自身も、高齢者になればお薬信仰を捨てることです。
本書には、難しいことは書いていません。
また具体的な薬の長所短所を書いた本でもありません。
人はお薬とどう上手く付き合うべきかについて書いた本です。
私は小学生の作文のような文章しか書けません。
しかし誰でも分かるという利点もあると思います。
町医者のホンネとして読んでいただければ幸いです。