昨日の記事の続きで、テレビの生放送の感想です。
目の前に座っていた芸能人も司会者も、みんながん患者でした。
それぞれが、それぞれのがん治療体験を話されました。
胃がん、乳がん、前立腺がん……
手術、抗がん剤など様々な治療を受けてとても辛かったと。
それだけ聞けば、がん治療をした医者が悪いようにも聞こえる。
しかし、そもそもここにいること自体が、がん医療が成功した
証であるとも言えるのではないか。
そう思いながら、芸能人の闘病談を拝聴していました。
もしがんを放置していたら今、ここには居なかったはずです。
そう考えると、がん医療のおかげであると言えるのではないか。
しかし、それは「がんもどきだったから」という医者がいます。
そうか、
助かったら「がんもどき」で
助からなかったら「本物のがん」とのこと。
後だしジャンケンだから、的中率100%。
もしそうならば、彼らは不要ながん治療を受けたことになる?
もし裁判をすれば、勝てる?
もちろん、そんなことは100%ありえません。
すなわち、がん放置療法は彼らには成立しなかったはずです。
「よかったですね。医者もどきの意見に惑わされないで」
思わずそう言おうかと思いましたが、日曜朝の生放送です。
あまり過激なことを言うと、迷惑をかけるかもしれません。
ぐっと我慢して、結局、わけのわからん話をしてしまいました。