《0180》 北の大地に日本の医聖・関寛斎を訪ねた [未分類]

幕末から明治に生きた「関寛斎」という偉大な医師をご存じでしょうか?
司馬遼太郎氏の「胡蝶の夢」の中にも登場します。

佐倉順天堂に学び、長崎で最新の医学を習得し、
千葉や徳島で、開業医として活躍。
山梨県病院時代は、地域医療連携を実践。

72歳で北海道に入植し、10年間を陸別の過酷な環境で
開拓と医療活動に捧げました。
幕末から明治の偉人との交流に盛んでした。

何が偉大なのか?
一医師として、一人間として。
私にとって偉大な点が多過ぎて、一度に書ききれません。

最近、北海道の陸別町のトマム川に近い小高い岡に、
彼が埋葬された小さな盛り土のようなお墓が発見されました。

命日である10月15日、彼を偲ぶ有志が集まるようになりました。
昨日(10月15日)は、関寛斎の没後98回忌が取り行われました。

陸別町長さんら関係者とともに、不肖、私も参加させていただきました。
陸別町は、気温6度、紅葉の一歩手前でした。