《1927》 冬も辛いが、夏も辛い [未分類]

猛暑の中、熱中症の方が増えています。
「なんとなく調子が悪い」という方も増えています。

よく聞くと、自宅にいてまったく冷房を使っていないとのことで
「慢性の熱中症」みたいな人もおられます。

そんな言い方をしなくても、「夏バテ」でいいのかもしれません。
しかし「老化」と同じで、「夏バテ」というと怒る人もいます。

もっと難しい病名をつけてほしいようです。
「熱中症」とか「脱水」と言ってほしい、と言った人もいました。

脱水といえば、痛風の人も増えています。
尿酸の結晶が沈着しやすくなるのです。

足の親指に多い理由は、そこがいちばん体温が低い場所なので
尿酸の容解率が下がり、結晶化しやすいからだそうです。

痛い痛い、尿管結石の人も来られます。
いずれも、脱水が原因です。

水を飲んでも尿が出ない、と訴える人も来られます。
もっとたくさん水分を飲ませると必ず出るので、やはり脱水なのです。

平穏死への道では「終末期以降の脱水は友」ですが、
まだまだ元気な人の脱水は、待てないし、放置してはいけません。

びっくりする位の量の水分が皮膚から蒸発しているのです。
後期高齢者であっても、かなりの汗をかいています。

7月は今日で終わりですが、夏休みはまだ始まったばかり。
暑い季節が好きだった私も、好みが少し変わってきました。

冬も辛いが、夏も辛い。
みなさまの地域は、どんな夏ですか?

私は夏休みはありません。
休みを取る仲間たちの代理をずっとやっています。