《0198》 オッサンがレーシックを受けた理由 [未分類]

私は、50歳の時に近視矯正手術である「レーシック手術」

を受けました。

手術は、失敗!?でした。

 

今日からしばらく、その体験をお話ししたいと思います。

 

レーシック手術は、通常40歳までと言われています。

 

私は高度の近視のため中学生からメガネをかけてきました。

高校時代はバレーボール部でしたが、相手のアタックボールが

私のメガネを直撃しガラスが割れ怪我をしたこともありました。

 

水泳の時は、裸眼で泳ぐと、何も見えず苦労しました。

度つき水中メガネのお世話になり、やっと少し見えます。

ハワイでは大波にさらわれメガネが流されたこともありました。

 

ゴルフの時、雨が降るとメガネにつく雨雫がうっとうしかった。

マッチプレーで、負けた時はメガネに八つ当たりしたことも。

雨の中、メガネ無しのゴルフをしたいと何度も思ってきました。

 

阪神大震災の時、咄嗟にマンションから逃げ出そうとしましたが、

物が散乱して、メガネが見つかりませんでした。

メガネを取るのか、命を取るのか?

 

究極の選択を迫られた時、気がついたら、

メガネを取っていた自分がいました。

我ながら、情けない、と思いました。

 

メガネ無しでは生きられないのか・・・

 

一度でいいから、メガネと別れて自由に暮らしたいと

思いながらそれまで生きてきました。

そして、50歳の秋、ついに誰にも相談せず、決心しました。

 

ネットでいくつか、レーシックに関する情報を調べました。

そしてある日曜日、一番、派手に宣伝していた、

某レーシック専門クリニックの門をたたきました。

 

待合室は、若者で溢れていました。

私のような年寄りは1人もいません。

なんだか、場違いな所に来た気がしました。

 

自分のクリニックとは比べ物にならない綺麗な待合室には

レーシック手術を受けた芸能人などの写真が沢山飾ってありました。

テレビからは手術に成功した有名人の感謝コメントが流れていました。

 

当然、年齢で断られると、内心期待(?)しながら問診を受けました。

しかし美しい女性スタッフが「手術をするとこんな感じになります」

と、検眼用メガネを用いて丁寧に説明してくれました。

 

なんとなく、勇気が湧いてきました。

俺にも可能かもしれない、と。

しかし手術すると、2~3日は、目が使いにくくなるとのこと。

 

開業医は、目を使う仕事なので、2~3日も連続して休めるのは

盆休みか年末年始しかありません。

そこで、年末最後の手術日である12月30日に申し込みました。

 

すでに30人近くの申し込みがあり、最後の1人だと言われました。(続く)