《0199》 術前検査 [未分類]

年末最終の12月30日が手術日と決まり、それに合わせて

3回の術前検査が行われました。

視力に変動はないか?手術の決断に変わりはないか?

 

私の視力は、両目とも0.06位で、乱視がありました。

近視も乱視も、レーシックで一発で治るそうです。

近視はもちろん、乱視が治るには嬉しい、なんとなくそう感じました。

 

3度の検査とも、特に変化はなく、手術に問題なしとの判定でした。

視力検査を行う度、そして手術後の見え方をデモをされる度に、

手術への期待が膨らみました。

 

「50歳で手術しても大丈夫ですか?」と聞くと

「もちろん全然大丈夫です。沢山の方が受けています」と言って、

私より年上の著名人のパネルを指しながら、説明してくれました。

 

視力1.2を目指すのか、0.8でいいのか?を聞かれました。

1.2だと、遠視のリスクがあると説明されました。

「0.8位でもいいです」と、控えめな希望を告げました。

 

丁度、腰や膝の手術をする老人と同じような気分でしょう。

また、白内障の手術をするのもこんな感じなのでしょう。

術前検査は、予定どおりきっちり行われました。

 

そして手術の方法を、説明専門の看護師さんらしき女性が、

別室で丁寧に、納得いくまで説明してくれました。

ただ執刀医とは、当日、手術台でしか会えないとのことでした。

 

雇われ院長とおぼしき医師の診察も受けました。

ざっと、眼を診てから「問題なし」と言いました。

形式的な診察に感じました。

 

そして、最後に手術の承諾書が手渡されました。

サインして、手術当日に持ってくるようにとのこと。

細かな文字で沢山のことが、書かれていました。

 

どうせ、「万一失敗しても責任は負わない」といった内容だろう。

あまり熱心に読まず、手術当日まで放置していました。

自分が医療者であるだけに、承諾書は良く知っているつもりでした。

 

レーシック手術には、健康保険が効きません。

手術代は、33万円でした。但し一生保障がついているとのこと。

紹介割引があるようでしたが、私は一人でいったので割引無し。

 

角膜を焼く機械には2種類あり、最新式のものを使うと3万円

アップになるが、どちらを選ぶか?との説明を受けました。

どうせやるなら、最新式の機械でやって欲しいのが人情でしょう。

 

日々の診療に追われて、また沢山の忘年会にうかれながら

あっという間に、年末の運命の日を迎えました。

「これでこの瓶底メガネともおさらばだ!」と期待しながら。(続く)