いろいろ書いてきましたが、私が言いたいことはたった一つだけです。
後悔しない満足できる医療を受けてほしい。
たったそれだけのことをお伝えするために、毎日、書いてきました。
あるいは、日々、診療の合間にいろんな講演や活動をしてきました。
がん医療では、手術や抗がん剤について書いてきました。
認知症医療では、薬の弊害と本物のケアについて書いてきました。
終末期医療では、平穏死やリビングウイルについて書いてきました。
医療には、年齢や病気の種類を問わず、治療期と終末期があるのですが、
医療が発達している先進国では、両者の境目は実に分かりにくくなっています。
患者さんがさまざまな自己決定をするためには、役にたつ情報が必要です。
だからできるだけ、どこにも書いていない記事を書くように心がけてきました。
これまで書いてきた内容のエッセンスを集めた本が出ました!
「その医者のかかり方は損です」(青春出版社)
とても分かりやすく、読みやすい形に編集されています。
一人でも多くの人に読んでいただければ幸いです。