《0204》 今度は、遠視の再手術? [未分類]

その後、指示された定期検査に通いましたが、

残念ながら遠視は一向に改善しませんでした。

アルバイト医師の診察は形式的なものでした。

 

どうやら「手術失敗患者」用のマニュアルがあり、

それに従った対応のように感じました。

しかし、悪いことは続くようです。

 

コンタクトレンズの上からさしてはいけない

眼薬をさされたり、

左右を間違えたレンズを渡されたり・・・

 

しかし、かけたり外したりしなくていい「老眼鏡」に出会えた

おかげで日常生活には、さして大きな支障は無くなりました。

テニスもゴルフもなんとか裸眼でできるようになりました。

 

1年後検診でも、遠視の程度はほとんど変わりませんでした。

医師は今度は「遠視の手術をしませんか?」と提案してきました。

レーシックの手術をした時点では、遠視の手術は無かったが、

その後、医学が発達して可能になった、との説明です。

 

「先生は、その遠視の手術をしたことがあるのですか?」と聞くと、

「実は一度もしたことがありませんが、可能だと聞いています」

と答えました。

 

「じゃあ先生は、レーシック手術は何人位したのですか?」

と聞き直してみました。

「それもしたことはない。現在、勉強中です」との答えでした。

こんな頼りない医師に質問している自分が情けなくなりました。

 

レーシック手術の経験がないアルバイト医師が、術後検診や、

再手術の説明をしているという現実には驚きました。

医療界の先輩として一言いたいと思いましたが、抑えました。

 

果たして、再手術案に応じるべきか?

 

「再手術料金は無料ですよ」と、

アルバイト医は胸を張りました。

 

ホンの少しだけ迷いましたが、

さすがに勇気が出ず、断りました。(続く)