今週は、インフル接種希望者で大忙しです。
何人かに1人は、接種した部分が赤く腫れあがります。
あらかじめ、その可能性を説明しますが、納得されない患者さんもいます。
「医療事故としてマスコミに言ってやる」と言われることも。
「インフル接種で死亡者」という報道がされてからは、
「これで死んだら、先生を恨みます」と睨みながら打つ人も。
「それならやめておきましょう」とやめることもあります。
「ワクチンを打ってから熱が出た。インフルをうつされた」
「ワクチンを打ってからダルさが取れない」
「ワクチンを打ってから血圧が上がった」。
様々なクレームのような訴えに耳を傾けながら、 日々やっています。
インフル接種と言えども、決して侮れません。
予想もしない落とし穴に、ハマる可能性を常に秘めています。
単調な作業の中にも「医療の不確実性」が、しっかり潜んでいるのです。