《0279》 インフルとノロ [未分類]

町医者の経験ほど、エビデンスはないけれど

頼りになるものはありません。

下手な研修医には負けません。

 

少し前までノロウイルスによる感染性胃腸炎が

流行っていました。

嘔吐・下痢の方が毎日続きました。

 

しかし、先週から逆転しました。

ノロが減り、インフルが急増。

見事な逆転劇です。

 

なぜ逆転するのかは知りません。

しかし、両者はある時期に逆転します。

同時にピークを迎えることはあまりありません。

 

インフルのA型とB型も面白い流行をします。

B型は1年おきに流行するように思います。

またA型がピークを迎えると、B型が多くなります。

 

そういえば、花粉症も年によって波があります。

今春は、かなり多いと予想されていますね。

まもなく耳鼻科は、大混雑することでしょう。

 

さて、新型インフル患者さんはピークに

向かってどんどん増えています。

尼崎でも学級閉鎖が出て来ています。

 

学校や職場での集団感染を防ぐことが大切です。

高熱の方は、出勤より受診です。

ところが無理して出勤して、同僚にうつす人がいます。

 

咳のエチケットと手洗いは、周囲のひとのため。

インフルの季節こそ、周囲への思いやりが大切です。

そうした職場環境作りも大切です。

 

もしインフルと診断されれば、タミフルを飲んで

ひたすら(5日間位)寝ていてください。

これだけは仕方がありません。