《0298》 ピークを越えたか?新型インフル [未分類]

今朝は、尼崎も雪景色です。
この2~3日、インフル感染者数が落ち着いてきた印象です。
インフル患者さんは別室で診察しているので、一目了然です

現在、増えつつあるのは、感染性胃腸炎(ノロウイルスなど)と、花粉症です。
インフルに関しては新型に加えてA香港型(H3)が混じってきました。
また、全国的に見るとB型も確認されているようです。

一度、新型にかかった人は、もう新型インフルにはかかりませんが、
季節性A型やB型にはかかる可能性があります。
すなわち今シーズンに、3度インフルになる可能性があります。

今シーズンに、国民の26人に1人が医療機関を受診し、
受診者3万人に1人が重症化し、受診者9万人に1人が死亡した、
と推計されています。

今シーズンのインフルによる死亡者は、57名。
男性の方が多く、平均年齢は、昨年の48歳から今年は57歳にシフトしています。

(1月末までの統計)
57人を分析すると、相変わらず基礎疾患を有する人が多く、
発症から死亡まで平均7・3日、入院から死亡まで平均5・2日、と発表されています。