《0362》 現地行政の疲弊 [未分類]

現地行政に物資が届いても、上手に分配できないそうです。
外から入った人は、必ず行政の怠慢を指摘します。

阪神大震災の時も、同じようなことがありました。
しかし行政の職員も、被災者です。
責められません。

「被災者が被災者を助けている」と、以前書きました。
その現実が、2カ月目に入り、重くのしかかってきます。

現地行政の疲弊が気になります。
介護施設の職員の健康状態、精神状態も気になります。

二つの方法しかありません。
外から現地に入り彼らに休息を取ってもらうこと。
避難者をいったん、圏外に移すこと。

実際には、二つの方法を同時に実践する必要があります。
外部の人間の知恵と行動力が試される時になりました。
それぞれの立場で、それぞれができることを実践する時。

現地で活動する仲間からの悲鳴が毎日聞こえてきます。
しかし私のような自営業者は、目の前の患者さんを放って、
すぐには出ていけません。

とりあえずは行ける人に託すしかありません。
もう少しすれば、私も微力ですが、何か貢献できると思います。