被災の範囲は、500キロ離れた場所にも及んでいます。
想像を絶する広さ。
同じ壊滅地区の中でも情報は上手く伝わっていないようです。
まして、隣の行政単位との情報共有は、大変な作業になります。
連日の報道を見ていると、全部分かったような気になります。
しかし報道されているのは、ごくごく一部だと想像します。
16年前の経験から、そう確信します。
現在進行形で、信じられない光景が繰り広げられているでしょう。
日の当たらない場所が、数えきれないほど存在すると思います。
これからは、日の当たらなかった場所に、日を当てる時。
現実を直視することが、復興の第一歩。
これからメディアやボランティアや災害派遣皆さんで、
日の当たらなかった場所に、日を当てていきましょう。
いろんな場所で、声を出す元気もなくなった人が待っている。
そろそろ、東北の桜も咲いているのでしょうか。
ちなみに16年前の桜は、全く記憶にありません。
一息ついてお花見ができることをお祈りいたします。