《0369》 渡哲也さんのハーモニカ [未分類]

石原軍団の炊き出しの映像を見ました。
半端じゃなかった。
全員が本気で炊き出しをやっていました。

被災者と同じように寝泊まりして、上から目線どころか、
全く同じ目線に置く。
そして全く気取らない自然な気遣い。

最終日、渡哲也さんがハーモニカを吹きました。
誰でも知っている「ふるさと」という曲。
声のいい俳優は、ハーモニカの音色までいいなー。

思わず、涙がこぼれました。
このところ連日、在宅看取りが続いているからなのか。
軍団の優しさが心に沁み入りました。

でも、あれだけの有名人でも「被災地に入るのが怖かった」と。
「被災者の皆様に受け入れてもらえるか本当に心配だった」と。
終始一貫、謙虚な態度はボランティアの手本だと思いました。

一方、長淵剛さんがギター1本で自衛隊員らを慰労されました。
「復興」というこの歌。
これも、ただ感動の、一言でした。

1カ月が経過し、音楽が多くの人を元気づけています。
我慢強い東北人も音楽で一息ついてもらいたいです。
音楽には心の傷を癒し、前向きにさせる力があります。

阪神大震災の時も、勤務していた病院の近くで聴いた
渡辺貞夫さんのジャズ演奏を、まだ鮮明に覚えています。
疲れ果てた体に、元気をいただいたことも。

多くの芸能人や音楽家が、「音楽」で慰労しています。
本当に素晴らしいことです。
音楽には、想像以上のすごい力があります。

石原軍団には、その他でもお世話になりっぱなしです。
軍団で「禁煙」されたのも、すごいこと。

舘ひろしさんの禁煙冊子を喫煙者に毎日配っています。
一流の芸能人は一流のボランティアもできるのです。

これから被災地に入られるボランティアさんには、
石原軍団のマナーが大変手本になると感じました。