《0373》 遺族とJR西日本の合同検討会 [未分類]

JR福知山線脱線事故から、6年が経過しました。
地元・尼崎では、昨日、記念行事が行われました。

その中で、遺族とJRが同じテーブルに着き事故原因を
話し合いました。

これまでは弁護士などが入り、直接話し合う機会はなかった。
こんな当たり前の話し合いが6年目にやっと実現しました。

医療事故の解決には、通常は「裁判」という手法になります。
医療者は「裁判」を恐れて、萎縮医療、医療崩壊となります。

当事者や遺族が知りたいのは、真実であり原因の本質です。
これは、医療事故でも、鉄道事故でも、同じだと思います。

しかしなかなか現実には知ることができないので、裁判になる。
医療事故の解決策としても、最近、「医者と患者の直接の話し合い」が
真剣に議論されています。

JRとご遺族は、ここまで来るのに6年もかかりました。
しかしこの6年間の模索は、大きな実りになるでしょう。

医療事故調査委員会も合同検討会を見習うべきだと思いました。